
あなたも受験勉強でたくさんの問題を解いていますよね?
自力で解けない問題ばかりで毎回答えを見てしまう。もしかしたら答えを見ることに関して罪悪感を感じているかもしれませんが問題ありません。
僕は東北大学工学部に現役合格しましたが、ほぼ答えを見ながら勉強していました。それでも学力は付きます。今回は答えを見る勉強法(理系科目)について書いていきます。
答えありきで勉強するな
いやいや、最初と真逆のことを言っているじゃないかと。
しかしこれも事実です。
答えを見ることは効率がいいとは思いますが、答えを知らない状態、すなわち初見問題を解けることは非常にありがたいことです。
答えが分からない、解き方が思いつかない時も手探りで答えを探していく。この時間が何よりも「学力」を付けます。
多くの問題を解く内にどうしても「以前見たことがあるような問題」が増えていきます。
まあ、そういう「問題」を増やすことが受験勉強なわけですが。
「入試本番の問題が全て初見でした」では合格できないでしょう。
入試本番では制限時間があるので、じっくり何時間も考えることができないからです。
しかし、初見の問題を解く力が無ければ合格はできません(難関大を目指すならば)初見問題を解く力は初見問題を解くことでしか伸びません。
なので、初見問題を大切にしてほしいです。
つまりは、すぐに答えを見ずに考える癖をつけることが大切かと。
演習量は点数に直結する
話を戻します。
先では初見問題を解くために、すぐには答えを見るなと書きましたが、
1問1問じっくり考える時間はないですよね?
やっぱり、受験勉強においては「いかに初見問題を減らすか」が重要なので、とにかく問題数をこなしていかないと話になりません。
そこで、答えを見る勉強法が有効なんです。
演習で解けない問題にあたったら、まずは
答えを読む
→理解する
→答えを閉じて解く
→分からなくなったらまた見る
→答えを閉じる
という流れでやるといいと思います。
まあ解説を読んで理解できればいいんですが
正直、解説を一読しただけでは理解できませんよね。
ではどうすれば良いか、簡単です。
理解できるまで解説を読めばいいんです。
そこで、僕がやっていた方法は
解説を答えから逆算して読むという方法です。解説に対してつじつまを合わせるイメージです。
分からない部分に対して
「どうしたら、その箇所の前後で論理的につじつまが合うか」
という考え方をすると、理解しやすくなるかと。
そして、解説を理解できると時間を節約できます。
分からない問題は誰かに質問するかと思いますが、自己解決できれば質問する時間が必要なくなります。
質問って面倒ですしね。
まとめ
内容をまとめると、
- 初見問題はまずは考える
- 分からない問題は解説をチラ見
- 解説で分からない箇所は逆算してつじつまを合わせる
答えは見るためにある!