
家の近くにスーパーがない、毎日買い物する時間がない、そんな中、生協の宅配サービスに興味を持っているかと思います。
しかし、それと同時に
「結局のところ実際どうなの?」
「面倒くさくないの?」
「値段が高いんじゃないの?」
など、色々と疑問に思っているはずです。
ということで今回は2年以上生協の宅配を利用している僕が感じた生協の宅配を利用するメリットとデメリットをまとめてみたいと思います!
サービスの概要
メリット・デメリットの前に生協の宅配がどんなものなのかを簡単に紹介します。
まずは注文書とカタログが家に届きます。
注文書は商品番号が一覧になっているもので、カタログはその週に注文できる商品が番号と一緒に掲載されています。
そして、カタログを見て「これ欲しい」と思ったら、注文書のその番号に該当する欄に個数を書き込みます。
で、次の週に生協の担当の方が来た時に注文書を渡します。
そうするとその次の週に注文した商品が宅配されるわけです。
そして、宅配されるタイミングで次の注文書とカタログを貰えます。
また、それと一緒に先週受け取った商品を入れていた箱を持ち帰ってくれます。
というのを繰り返します。
この宅配される曜日はあらかじめ決まっています。
それではメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
スーパーに行く回数が少なくて済む

メリットの一つ目です。
注文した物を家まで宅配してくれるわけですから、当然スーパーに行く必要が無くなります!
スーパーなどの食料品店が家の近くにあるのならそこで買い物をすればいいわけですが、少なからず距離がある場合は移動が面倒ですよね。
そこで生協の宅配を利用すれば、今までスーパーに行くのに使っていた時間を別のことに使えます。
例えば、スーパーまで家から15分かかり、週3回買い物をするとします。
すると一週間で90分の時間が節約できるわけです!
つまり、一か月で6時間、一年で72時間もの時間を節約できます。
個人的にはこういった時間の積み重ねが意外と大切なのかなと。
米や牛乳などの重いものを持ち帰らなくていい

そして僕が思う最大のメリットが、重いものを持ち帰らなくていいということです。
以前、スーパーに直接食べ物を買いに行かなければいけない状況があって、その時に合計5,6kgほど買い物をしたんですが、帰り道は地獄でした。
まあ、真夏に徒歩で5kgを担いぐのは本当に大変でした。
これが、もし10kgのお米だったらどうでしょう?
拷問です。
しかし、宅配を頼んでしまえば玄関先までお米を運んでくれます。
お米以外にも牛乳や油などの液体、ジャガイモなどの芋類も運んできてくれます。
しかも、トイレットペーパーなどの軽いけどかさばってしまうものも届けてくれるので便利ですね。
無駄な出費が減る
これは人によるところが大きいかもしれませんが、無駄な出費すなわち、ついで買いが減ります。
そりゃ買い物に行く回数が減ればついで買いの総量も減りますよね。
一時の気の迷いで、スナック菓子やら菓子パンなどを買ってしまうことってありませんか?
宅配は基本的に一週間に一度注文し商品が届くので、その注文するときだけ禁欲すれば買わずに済みます。
まあ、近くのコンビニとかで買ってしまうこともあるかもしれませんが。
留め置きもできる
メリットというか当たり前のことなんですが、宅配する日に不在でも家の前に商品を置いておいてくれます。
注文書も専用の袋に入れてドアノブにかけておけば回収してもらえます。
なので「宅配の日は絶対に家にいなければいけない」ということはありません。
「家の前に置いておいて盗まれたりしないの?」と思うかもしれませんが、少なくとも僕は盗難被害にあったことはありません。
ただ、一度食パンが鳥に食べられてたことはあります。
大学から帰るとドアの周りがパン粉だらけだったんですよねー。
食パンが入っていたのは折り畳み式のプラスチックせいの籠だったんですが、その隙間からついばまれたみたいです。
もちろん食パン分の代金は返金されました。
とは言っても冷蔵や冷凍品は発泡スチロールの箱に入っているので、それらは鳥でも食べられないと思います。
計画性が必要

一番のデメリットなんですが、一週間に一度しか注文できないです。
スマホなどで使えるサービスではいつでも注文できるみたいですね。まあ、僕は設定とかが面倒なので使ってないんですが。
何はともあれ一週間分の注文が一度に届くことには変わらないので、
「やば、醤油切れた」
というような状況になっても次の配達日まで届きません。
なので、調味料などは足りなくなりそうなら一週間、もしくは二週間前の時点で注文しないといけません。
また、一週間分の食糧が一度に届くということなので、注文の時点で献立をある程度考えておく必要もあります。
また、ひき肉などの賞味期限が短いものは早めに食べざるを得ないので、そういう意味でも献立の幅は狭くなってしまいます。
てな感じで結構面倒なこともありますが、自分が何を購入したのかを把握しやすいという点ではいいかもしれないですね。
送料がかかる
宅配には送料がかかります。
大体200円くらいです。
しかし、近所の何人かと一緒に宅配すると送料は下がるみたいです。
3人集めれば無料です。
個人的には重いものでも家の前まで持ってきてくれて200円なら払ってもいいかな、という感じです。
ところで、宅配は一時的に止めることができます。
長期間家を空ける時なんかに止めたりするんですが、その間は送料は発生しません。
ただ、再開し始めに注文書を持ってきてくれるんですが、その時の分の送料はかかります。ご注意を。
まとめ

というわけで生協の宅配を利用してみて感じたメリットやデメリットを挙げてみました。
メリットをまとめると、
- スーパーに行く回数が少なくて済む
- 重いものを持ち帰らなくていい
- 無駄な出費が減る
- 留め置きもできる
デメリットとしては
- 計画性が必要
- 送料がかかる
といった感じです。
個人的には重いものやかさばるものを自分で持ち帰らなくて済む、というのが一番のメリットですかね。
とは言え「生協じゃなきゃダメ」という程のものではないですかね。実際他に似たようなサービスもありますし。
ただ普段から生協(COOP)で買い物をするのなら利用して損はないかなと。
生協ってなんだかんだで安心ですしね。
サービスを利用する上での参考になれば幸いです。
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