
手首に優しいという変な形のマウス、エルゴノミクスマウスですが、
「買おうか迷っているけど、実際どんな感じなの?」と思いますよね?
確かにあの形のマウスはかなり不安だと思います。
僕はエルゴノミクスマウスを2年程毎日使っていますが、結論から言うと手首にほとんどストレスはかかりません。
基本的にこのマウスは最高なんですが、デメリットがないとも言えません。
というわけで今回はエルゴノミクスマウスを実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
メリット
手首に負担がかからない
このエルゴノミクスマウスのメリットは圧倒的に手首が楽なことです。
まず体を楽にしてから肘を曲げてみて下さい。
この時、手のひらは下を向いていますか?
おそらく手のひらは内側を向いていますよね。
それが自然な体の向きなんです!
でもマウスを使う時は手のひらを下に向けるという不自然な向きのまま動かさなければなりません
そんな不自然な体勢でマウスを動かし続ければ負荷がかかり、腱鞘炎の原因にもなってしまうわけです。
手のひらを下に向けて手首を左右に振るのと、上下に振るのとどちらが動かしやすいですか?
絶対に上下の方が動かしやすいし、可動域も広いはずです。
エルゴノミクスマウスは手首を自然な向きのまま上下(背屈・掌屈)でマウスを動かすので腕全体が楽なんですよね。
肩の力も抜ける

また、手首が楽なことで肩の力も抜けます!
長時間マウスを使っていると肩が凝ったりしませんか?
僕も以前は普通のマウスを使っていたんですが、手のひらを下に向けたまま動かしていると腕の筋肉が緊張してしまって、結果的に肩の筋肉も緊張してしまうことが多かったんですよね。
でもエルゴノミクスマウスを使ってからは特に肩に違和感を感じることはほとんどなくなりました。
デメリット
ここまではエルゴノミクスマウスのメリットを紹介してきましたが、次は個人的にデメリットだと思うところを紹介します。
初めは動かしにくい
エルゴノミクスマウスは形が形なので、初めは動かしにくさを感じました。
例えるなら初めてシャーペンを使ったときのような感じです。
まあ、動かすのが楽であるからこそ細かく動かしにくいのもあると思います。
とは言っても1週間も使えば慣れます。
動かし方のコツとしては、手首だけでなく指も動かすといい感じに動かせますよ!
肘が痛くなる
これはエルゴノミクスマウスが直接的な理由だとは言い切れませんが、肘の骨が机にあたって痛いです。
普通のマウスだと手首を内側に捻って、肩も緊張したまま作業するので机に肘の骨が当たりにくいと思います。
でも逆にエルゴノミクスマウスだと自然な腕の向きでダイレクトに肘が机と接触してしまうんですよね。
なので僕はフェイスタオルを肘の下に敷いています。エルゴノミクスマウスを買う時はついでに肘あても買ってもいいかもしれませんね。
まあ、机に肘を載せないで作業するのであれば問題ないとは思いますけど。
まとめ
というわけで実際にエルゴノミクスマウスを使っている感想を紹介しました。
実際に使ってみたらわかると思いますが、手首というか腕全体が本当に楽です。
腱鞘炎に悩んでいて手首クッションが付いたマウスパッドを買うぐらいなら絶対にこのマウスを買った方がいいです!
あと、あくまで個人的な感覚ですが、同じ形のマウスでも少し大きめの方がマウスを握りやくて動かしやすいと思います。
ちなみに僕はサンワサプライの有線タイプを使っています。Bluetoothでも問題ないですよ。ただ僕が有線タイプが好きなだけです。