
長いようで短かった高校生活も終わり、春から大学生ですね。
高校とは違う未知の世界、それが大学です。
そんな大学生活最初のイベントが「新歓」いわゆる新入生歓迎期間です。
充実した大学生活を送るために、いいスタートダッシュを切りたいですよね?
そんなあなたのために、コミュ障の僕が新歓攻略法を紹介します。
そして、コミュ障以外の人はここでブラウザバックしてください。
コミュ障以外の人にとっては当たり前過ぎて、国会中継並みにつまらない内容になっています。
コミュ障に現実を叩きつけます
というわけで攻略法を紹介していく前に、現実を叩きつけます。
そもそも、コミュ障が陽キャみたいになることは不可能です。
友達と毎日のように飲んで騒ぎまくる陽キャとあなたは別の人種です。
なので、まずたくさんの友達とワイワイ楽しむような妄想は捨てましょう。
人の性格は「大学デビューしよう!」などという思いつきでは絶対に変わりません。
というか、他人と騒ぐのが得意でないからあなたはコミュ障なのです。
でも「どうせ、俺なんかボッチで大学生活を送るんだ」などと落ち込むのは早いです。
コミュ障にはコミュ障の生存戦略が存在するのです。
新歓の構造を分析する
新歓を攻略すると言っても、まずは新歓とはどのようなものなのかを理解する必要があります。
新歓が何たるかを知らないまま新歓に参加するなど論外です。
新歓とは、大学の部活・サークルが新入生を勧誘する活動です。それに伴い新入生も友達作りに励みます。
部活・サークルとしては1人でも多く勧誘したい。そこで取られる常套手段が
- 新入生をお祭り状態にさらす
- 新入生の正常な判断力を奪う
- 優しい先輩からの猛烈なアタック
- ノリで入部を決めてさせる
という物です。
僕はまんまと術中にハマってしましたよ。はい。
てな感じで、言ってしまえば新入生は獲物です。
優しそうに見える上級生もあなたを獲物として見ています。これを忘れないようにしましょう。
目標を設定
では目標を設定しましょう。
新歓の目標は正直人それぞれですが、一応決めてしまいましょう。
新歓の目標は、
ぼっちを感じない程度に友達ができて、人間関係に悩まない程度の人数、かつ居心地のいいコミュニティを見つける
です。
友達は欲しいけど、ある程度の距離は保ちたいですよね。
というわけで、これを目標にします。
行動指針
では具体的な行動指針を紹介していきます。
自分から動け
先ほど「新入生は獲物だ」と言いましたが、自分から動かないと獲物としても認識してもらえません。
一部の美男美女、陽オーラがあふれ出てる人には向こうから勝手に寄ってきますが、90%の人は自分から動かないと始まりません。
なので、とりあえず部活・サークルの体験会、説明会に積極的に参加しましょう。
自分から動くのって面倒だし、疲れるし、不安ですよね。
でも、ここで動かないと文字通り大学生活をずっと1人で過ごすことになります。
1か月だけ勇気を振り絞りましょう!You can do it!
そして、できるだけ多くの団体を見学しましょう。
最初に行った団体の雰囲気が良くて、開始早々に決めてしまうのは危険です。
なぜなら、大抵の団体の雰囲気は良いからです。いや、良いように見せていると言った方が正しいか。
僕も新歓の時には特定の団体にばっかり顔を出していました。
もっと色んな団体を見ておけばよかったと。
背伸びはNG
「大学生だし髪染めよー」とか「ちょっとおしゃれな服着るか」とか思っているのなら今すぐやめましょう。
「いや、俺は何としてでも髪を染めたいんだ」と言うのなら止めませんが。
ともあれ何でこう言うかというと、第一印象って大事だからです。
そして第一印象は結構長く続いてしまいます。
確かに髪を明るくすれば、開放的な雰囲気を醸し出せるかもしれません。
しかし、その状態で友達を作ってしまったが最後「この雰囲気を維持しなければならないのでは」というストレスがかかります。
いくら外面を良くしたところで、内面とのギャップに悩むことになるので、ありのままで行きましょう!Let it go~
ちなみに、新入生は4月ごろに髪を染めがちですが、ゴールデンウイーク明けぐらいには落ち着いてきます。
ともかく、新歓期間は自分を見失いがちになります。
新歓期間は友達作りしなくていい
結論、新歓期間に友達作りはしなくていいです。
新歓期間、新入生たちは会った人を片っ端からラインを交換しますが、新歓期間が終われば音信不通になります。
「○○の体験会一緒に行きませんか」っていう連絡を取って、一緒に参加したとしても、別の部活・サークルに入れば関係は途切れます。
コミュ力が低い人にとって新歓でのコミュニケーションは苦痛そのものですが、安心してください。
新歓期間に話した人の90%は新歓期間が終われば関わることはありません。
なので、ぼっちを恐れずに1人でも説明会・体験会に参加しましょう。
新歓期間だけの「なんちゃて友達」に合わせずに自分が行きたいところに行きましょう。
「1人で行ってもしゃべる相手がいないから不安」でも大丈夫です。
新歓の上級生は優しいので気を使ってしゃべりかけてくれます。
あとは、ぼっちらしい同族を見つけて声をかけてみるのも手です。
それで、居心地が悪いなと思ったら、その部活・サークルに入らなければいいだけです。
部活なりサークルに入れば友達はできます。半年も一緒になんかしてたら、いつのまにか友達はできてます。
イベント参加はほどほどに
コミュ障あるあるとして、人混みが苦手というのがあります。
必要最低限しか会話をしてこなかったコミュ障にとって、新歓の体験会、見学会などは精神を大きく削られる場です。
そこで、毎日のようにイベントに参加すると、反動で家に引きこもりたくなります。
そうなってしまっては本末転倒なので、休みはしっかりと入れておきましょう。
新歓期間を捨てるのもアリ
別に、新歓期間で絶対に部活・サークルを決めなければいけないわけではありません。
別に部活・サークルに入らなくてもいいわけです。
というのも、実際にその団体がどんな団体かは新歓期間では分からないからです。
新歓期間は良い意味でも悪い意味でも、良いところしか見せていません。
悪いところを見せたら、誰も入ってくれないからね。
でまあ、僕も新歓のノリで一度はラクロス部に入ってしまって、練習4日目にして辞める事になりました。
その後、新歓期間が終わってから別のサークルに
「新歓が終わってから、見学しに行くのは恥ずかしい」
「新歓が終わってから入部すると、もう既にグループができていて馴染めるか不安」
と思っているかもしれませんが、大丈夫です。
どんな部活・サークルでも、新歓期間だろうがなかろうが活動に興味を持って入部してくれるのは嬉しいものです。
新歓以上に歓迎してくれたりするかも。
まとめ
とまあ、コミュ障のための新歓攻略法を紹介しました。
簡単にまとめると、
- たくさんの友達に囲まれる幻想は捨てる
- 目標は控えめに
- 自分から動く
- 背伸びはしない
- 友達作りよりコミュニティ選びを優先
- 新歓期間にこだわりすぎない
という感じです。
大学生になったばかりというのもあって、テンションが上がってしまいますが、普段通りがいいです。
そして絶対に忘れてはいけないのが、新歓期間では正常な判断ができないのが普通だということです。
無茶苦茶心変わりします。はい。
だから、新歓の時の自分は信用できない、と思って過ごすぐらいがちょうどいいです。
まあ、新歓で失敗しても死ぬわけじゃないから。