
最近マイクラでTNTキャノンを作り始めたんですが、
TNTキャノンが使えなくなってる!と。
まあ、最後に作ってたのが1.7とかですからね。そりゃ仕様変更があっても致し方なしですが。
ここで言うTNTキャノンとは、TNTカートの半没式のキャノンです。
TNTキャノン界最大の発明と言っても過言ではない半没式ですが、使えない......。
選択肢は2つに1つ。
バージョンを下げて遊ぶか、新しいTNTキャノンを開発するか。
というわけで、最新バージョンでも動作する新しい方式「押し込み式」のTNTキャノンを作ったので紹介していきます。
半没式が使えなくなった理由
まずは半没式がなぜ駄目になってしまったのかを理解する必要がありました。
半没式とはその名の通り、大量のTNTカートを弾頭の斜め下の水中に落とす事で発射する機構です。
大量に重なったTNTカートはオブジェクトに当たると爆発を起こします。
半没式以外でも、オブジェクトに衝突させて爆発させる方式では複数回爆発してしまうために、TNTの爆風ロスが生まれてしまいます。
つまりは、複数回の爆発のうち弾頭に伝わるのは最初の爆発だけなので、飛距離が低下してしまいます。
しかし、バージョンアップによってTNTカートの当たり判定が変更されて、オブジェクトに当たったときに同時に爆発しなくなったわけです。
ということで、TNTカートの着火方式から見直す必要がありました。
TNTキャノンに求められる性能
新しいTNTキャノンと言っても、半没式の劣化版では意味がありません。
TNTキャノンに求められる性能は
- 弾頭数
- 炸薬量
- 発射速度
- 小型
でしょうか。
個人的に半没式が最も優れていたところは、発射速度だと思います。
通常のTNTブロックを使用したキャノンでは発射ボタンを押してから発射するまでに数秒必要でした。
TNTカートをオブジェクトに当てる方式では、着火の必要がなかったため大幅に発射レートを上げることが可能でした。
しかし、その方式を捨てる以上発射速度は犠牲にせざるを得ませんでした。
動作原理
下の画像で見るとわかりやすいと思います。



TNTカートを大量に設置した後にピストンで1マスの空間に押し込んで爆発させます。
着火はアクティベートレールを使います。
それによって、発射までの時間は長くなってしまいました。
しかし、爆発を完全に同時に起こすことができます。
押し込み式のメリット・デメリット
この押し込み式のメリットとデメリットを挙げていくと
メリット
- 新バージョンでも使用可能
- 比較的小型化できる
- 完全同時着火が可能
- ピストンの動きがロマン
デメリット
- 発射までの時間が長い
- 装填用ディスペンサーの設置場所が限られるので、装填に時間がかかる
- TNTカートの衝突による爆風が発生しない
といった感じです。
TNTカートは速度が速いほど爆発も大きくなるので、完全に停止している押し込み式は若干のロスがあるかもしれません。
また、装填用ディスペンサーはピストンの押し込みを2ブロックにしたら解決できるかも。
作り方
まとめ
というわけで今回は「押し込み式」TNTキャノンを紹介しました。
最新バージョンでも使えるっていう事が最大の利点なんですが、性能的には及第点といったところですかね。
でも、小型 + ピストン動作はロマンなので問題ありません。
追記
動画では1.14対応となっていますが、バージョン1.15での動作を確認しました。