
今回は2019年度の東北大学の学祭で箕輪厚介さんの講演を聞いたので、まあその感想をつらつらと紹介していきます。
講演と言っても主催の学生側が用意した質問に箕輪さんが答えていく、という形式です。
いやー本当に意識高い系の質問が盛りだくさんでしたよ。抽象的で広い質問が多くて箕輪さんも困っていましたが、しっかり答えてくれたあたり、人の良さがでてるなー、とか思ったり。
とりあえず簡単にこの講演の内容をまとめていきます。
講演の内容
まず、この講演のテーマが「みらいの働き方を考える」だったので、仕事やお金に関する質問が多かったです。
「おすすめの仕事は?」「やりたいことがない。どうしたらいい?」「将来無くなる仕事は?」とかですね。
やはり将来に対する不安からくる質問が多かった印象でした。
ここで、箕輪さんが話したことをそのまま載せるのも面白くないので、要点だけまとめると、
- AIの発達やグローバル化は避けることができない
- 答えのある仕事(頭脳労働)の価値は下がっていく
- 何かに夢中になったり没入したりすることに価値が生まれる
という感じです。
まあ、当たり前のことを言ってるなという感じですか。
ただ、最後の「何かに夢中になったり没入したりすることに価値が生まれる」に関しては少し面白いなと。
正解のある問題に対してAIは100点を取れるけど、人間が夢中になったら120点のものが生まれることがある。
そして最後は、将来どんな仕事、副業、趣味をするにしても「そこで自分は何を稼いでいるのか」を言語化して認識することが大切だ、という感じで締めくくりました。
箕輪さんが言うには「幻冬舎の給料はカスみたいなものだけど自分はベストセラー編集者というブランドを稼いでいる」と。
今回の講演もノーギャラだそうですし。
箕輪厚介の話を聞いて思ったこと
はい、ここからが感想・考察です。
今回の箕輪さんの講演を聞いて率直に思ったのが、「人当たりがいい人なんだろうな」ということですね。
色々とメディアにでてる有名人ですが、意外とこちら側(一般人)に近い人なのかな、と思ったり。まあ、一般人とは何かは置いておいて。
早稲田大学時代の遊びまくってた時の思い出話や沖縄に就職した話はある種の親近感を感じさせます。
「おススメの仕事は何ですか」とかいう意味不明な質問に対してもちゃんと答えてくれているあたり、良い人っぽさが出てますね。
まあ、内心「何意味不明な質問してんだよ。馬鹿じゃねーの」とか思ってるかもしれませんが。
そしてやっぱり自分が好きなことして生きてるんだなというのは感じましたね。
講演の中でも「学生時代一緒に遊んでたやつが就活が始まると急に真面目になっっていったことには疑問を感じた」みたいに言っていましたし。
てな感じで、良い人だったなというのが感想です。
まあ、裏では色々ゲスいことを考えていたらそれはそれで面白いですけどね。