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【考察】火星移住計画は経済的に成立するか

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最近、以前にも増して宇宙ビジネスが盛んになっています。

そんな中、SpaceXをはじめとしたさまざまな企業が火星への移住を検討しているようです。

あの天才物理学者のスティーブン・ホーキング博士も「火星に移住するべき」との発言をしていました。

ただ、火星への移住は本当に実現できるのか、成立するのか、と。

というわけで今回は、火星移住計画の実現可能性について色々と考えていきたいと思います。

僕個人的な考えとして、火星に移住しても豊かになれない、と思っています。

火星に移住するメリット

実現可能性を考える前に、火星に移住する理由を確認します。

理由は簡潔に言うと、地球が滅びると人類も滅びてしまうから、リスクを分散させよう、という感じですかね。

確かに人口が増えたり、環境が悪化することによって地球に住めなくなるかもしれません。
小惑星の衝突や氷河期の到来なんかも可能性としては存在しますしね。

ただ、火星に移住する必要性は?

これから火星移住に対する個人的な疑問を挙げていくんですが、技術的な課題については取り上げません。

50年前の技術で月に行けたわけですし。

火星移住が実現するための条件

移民がどういう風にして実現するのかを考えるにあたって、アメリカの成立を参考にしたいと思います。

まず、コロンブスがアメリカ大陸を発見したとき(厳密にはコロンブスではないという話は置いておいて)、そのまま定住したわけではありません。

その後、移民が進むわけですが、ほとんどの移民の移住の理由は経済的理由だったそうです。

植民地に入った者たちは新天地の経済的可能性を理解した富裕なイギリス人から資本を集めた株式会社の支援を得ていたわけです。

それから、食糧を自給し、住居も建て、最終的にはタバコなどの商品作物を輸出することで、植民地として自立しました。

すなわち、一時的ではない移住において必要な要素は

  • 食糧の自給自足
  • 定住できる住居の存在(建材も現地調達)
  • 本国との貿易を通じた経済的自立

となるかと。

食糧は貿易によって入手できるので、植民地には何か輸出できるものが必要です。

これを火星に当てはめます。

最も確認するべきは、火星に移住するための莫大な投資を回収できるだけの資源が存在するかどうかです。

仮に火星の地下に天然資源があったとしても、正直小惑星で資源採集を行う方がコストは安くなりますよね

太陽光発電パネルを敷き詰めて、エネルギーを地球に輸出するとしても、地球周辺の人工衛星から送る方が効率はいいですし。

すなわち、わざわざ火星を開発して人が移住する必要性は低いと思います。

では、火星の位置づけは?

定住地としての火星は非現実的です。ではどうなるのかと。

あくまでも個人的な予想ですが、現在でいう南極のような感じになるかと。

調査隊が一定の期間滞在する程度で火星で経済的な活動を行う事は難しいのではないのでは。

まとめ 火星への移住はあり得ないのか

今回は主に経済的な視点から火星への移住について考察しましたが、経済的理由がなくても移住を希望する人は存在します。ヒトの本能と言ったらいいのかもしれませんが。

そういった人たちが、自らの財産、健康、自由を捨てて火星に定住し結果的に経済活動が成立する可能性はあります。

まあ、移住者の子孫が同じような考えを持つかという問題はありますが。

というわけで内容をまとめると「経済的には火星移住は非現実的だが、それ以外の理由での移住は実現するかもしれない」という感じです。

でも、火星には行ってみたいですよねー。





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